世界遺産に登録された日光の社寺をはじめ、華厳の滝や中禅寺湖・那須高原などの観光地が集まる栃木県。鬼怒川や日光湯本などの有名温泉地などもあり、外国人を含めた多くの観光客が賑わいを見せています。水と緑豊かな栃木の風土は、数々の特産品を育んできました。ここでは、その中から厳選した5品をご紹介しようと思います!
株式会社革工房コバヤシ ユネスコ無形文化遺産 「本場結城紬」×サメ革名刺入れ
2010年に世界遺産ユネスコ無形文化遺産に指定された結城紬と、サメ革で作られた名刺入れです。2014年度の「とちぎデザイン大賞」で優秀賞を受賞し、NHKおはよう日本や日本経済新聞などでも紹介されました。古くからサメを食べる習慣があり、皮のなめしでは国内トップの栃木市。結城紬との異素材コラボレーションの誕生は、この地ならではでしょう。波打つような美しい天然模様と手に馴染む柔らかさは、普段使いにも、大切な方への贈り物にも最適です。
日光ゆば製造株式会社 お刺身用生ゆば
日光は、京都と並んでゆばが有名な所です。京都では「湯葉」ですが、日光では「湯波」と書きます。また、京都では1枚仕上げですが、日光ゆばは2枚仕上げです。2枚の間にとろっとした豆乳が残っているのが特徴で、柔らかすぎず堅すぎないふっくら肉厚の食間が楽しめます。日光の伝統ある特産ゆばは、良質な大豆たんぱくをはじめ鉄分やカルシウムも多く、消化の良い低カロリー素材としてダイエットにも適しています。日光ゆば製造の生ゆばは、日光東照宮御用達でもある逸品です。わさび醤油やポン酢をつけてそのまま、鍋や味噌汁に加えてと、いろいろな味わい方が楽しめます。
片山酒造株式会社 原酒柏盛
創業明治13年の老舗、片山酒造。初代創業者が良質な水を求めて日光市今市にたどり着いて以来、片山酒造では、日光連山から流れ出る大谷川の伏流水「千両翠」を使用しています。また、酒造りに欠かせない酵母は栃木県が開発した特別製。出来上がったもろみはひとつひとつ人の手で袋詰めされ、時間や手間を惜しまずにゆっくりと搾り出しています。そうして出来上がった原酒柏盛は、口当たりはまろやかで、やや辛口な味わいです。発売から約30年、地元ファンからの支持も熱い逸品です。
おひさま堂 那須三昧 自家焙煎珈琲豆那須ブレンド3種セット
那須高原にある小さな珈琲焙煎所、おひさま堂。店内には常時27種類以上の生豆が用意され、好みに合わせた焙煎をしてくれる珈琲豆店です。今回取り上げた「那須三昧」は、那須のイメージと知名度の向上にふさわしい品として、那須ブランドに認定されている商品でもあります。セット内容は、「いたずら九尾」「那須山天頂」「那須の煌き」の3種類のブレンド珈琲です。各ブレンド毎、豆の美味しさを最大限に引き出す度合いで焙煎されています。珈琲好きの方へのプレゼントや自身へのご褒美にいかがでしょうか。
沼光園 とちぎ本郷米
栃木県は、お米の生産量全国トップ10に入る米処です。沼光園がお届けするとちぎ本郷米は、米ぬかや黒糖などに加えミネラル豊富な水で土壌改良された田んぼで育てられます。使用する種もみは、「米の食味ランキング」で3年連続特A評価を受けている「にこまる」です。栄養豊富な土壌で育つとちぎ本郷米は、粘りが強く1粒1粒が艶やかなのが特徴です。また、お米の旨味や甘みもしっかりと堪能することができます。とちぎ本郷米で、毎日の食事が豊かになることでしょう。
栃木県の特産品5選、いかがでしたか?
自分自身でちょっと贅沢したい時や、大切な方への贈り物にも申し分のない品々を選んでみました。どれも、栃木の歴史や風土から生まれた逸品ばかりです。まずは、ご紹介した5つの特産品で栃木の魅力を存分に堪能してください。そしてその後は、栃木に直接足を運んでいただければ嬉しい限りです。
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