DASH島 ～ロープウエーの全貌と謎の建造物～

無人島に流通革命を起こすべく、新たに動き出した“ロープウエー計画”。かつての島民が山の斜面に残したロープウエーの痕跡。それは、栽培した柑橘類の実を運搬するため、斜面と集落跡を繋ぐ目的で作られたと思われた。これを復活させることが出来れば、険しい山や足場の悪い海沿いを行かずとも、人や物を格段にスムーズに運搬することができる。まずは木の葉が枯れて落ちる、この冬の時期を狙い、張り巡らされたケーブルを辿って、太一、松岡、リチャードが森に入った。残っていたケーブルは3本。その一番低い1本を辿っていくと、標高34mの場所にケーブルと人や物など運ぶものの重さを支える支柱が。さらに、この支柱には他の役割も。「(ケーブルの)角度が変わってる。方向転換用の支柱か」支柱から標高6m上ると、南向きの斜面に自然石で積み上げた石垣が続く。多くの日光が必要な柑橘類をこの斜面の段々畑で育てていたと推測。そして、その近くには終点の原動滑車があったが、「ここでUターンできるようになってる」人や荷物を運ぶカゴは、終点の片側に1つと起点の片側に1つずつ残るだけ。つまり、2つのカゴを行ったり来たりさせる、つるべ式のロープウエーだったと考えられる。麓の集落跡から支柱で方向を変え、標高40mの段々畑まで全長130m。さらに、終点の奥にも石垣は続いている。「(上へ)乗り換えられるロープウエーがあるのかな？」と、松岡が見つけたのは水道管パイプ。かつての島民が引いたのか。それを辿り、島の北側へ。眼下に見えたのは、「あそこに何かプールみたいのない！？」巨大な溜め池と思しきものが。すると、松岡がひらめいた。「あれが海水だったら養殖とかできるんじゃない？」それは16年前、ソーラーカー・山口県の道すがら、塩田を改良して海水を引き込んだ、車えび養殖場を見つけていた。ともすれば、DASHカレーの具にすべく絶賛養殖中の「バナメイエビも作れるかもよ」さらに斜面を上ると、もう一つの終点が。位置関係から推測すると恐らく、3本のケーブルのうち、中央のケーブルの終点。標高86m、全長150m。するとその側に、レールが横方向に延びている。それはワサビ田など、急斜面で重宝する農業用モノレールと思われる。つまり「向こうにも果樹園あったんだ」レールを辿っていくと、新たなケーブルが。恐らく、麓から見えた一番高いケーブル。しかも、まだ
情報元サイト：「テレビドガッチ」
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